筆者は、10年程ファミリーキャンプに行っており、今年も近々キャンプに行きます。
キャンプ飯で評判がよいのが、自家製ベーコン!
…と聞くと、作るのが難しそう…手間が掛かる…と思いがちですが、
意外と簡単にできちゃいます!
この記事では、簡単にできる、塩抜きなしの自家製ベーコンの作り方(仕込み編)を紹介します。
準備するもの
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- 豚バラブロック
- 塩(岩塩がおすすめ) 豚バラブロックの重量の3%
- こしょう 塩の半分程度
- ジップロック
- キッチンペーパー
↑以上の材料を用意します。
安い肉で作っても充分おいしいですが、以前、ブランド豚で作った時は段違いのおいしさでした!
材料にこだわって作るのも、楽しみの一つです。
通常、ベーコンを作る際は、大量の塩で肉を塩漬けした後に、水に数時間漬けて適当な塩分濃度に調節する「塩抜き」という工程があります。
今回紹介する方法では、時間も手間も掛かる(塩分濃度の調整も難しい…)「塩抜き」工程を省いて、あらかじめ食べた時に塩分濃度がちょうどよくなるように、塩の量を測ります。
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塩の量は、豚バラブロック肉の重量の3%がおすすめです。
今回の場合ですと、[豚バラブロック:762g] × 3%= 22g の塩で肉を漬け込みます。
【注意】あまり塩の量を少なくし過ぎると、塩の殺菌効果や熟成効果が減少してしまいます。
岩塩と胡椒は、ダイソーのワンハンドスパイスミルでミルしました。
手をしっかり洗う
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これもポイントの1つかも知れません。
肉は、1~2週間熟成させますので、雑菌が入り込むと、腐る可能性があります。
爪の間まで、しっかり手を洗い、アルコール消毒もするとよいでしょう。
肉を洗う~整形~穴あけ
それでは、調理(という程でもないですが)に取り掛かります。
①肉を水道水で洗います。
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②キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
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③余分な筋や筋膜をカットします。(適当でOK)
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④肉に穴を空けます。(肉に塩・こしょうが浸透しやすくするため)
※フォークでやってもよいですが、肉が意外と固いので、包丁でやった方が楽!
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裏面も忘れずに。
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塩・こしょうを擦り込む
きっちり測った塩を、肉に擦り込み(揉み込み)ます。
こしょうも同時に擦り込んでOKです。
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擦り込んだ後はこんな感じです。
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ジップロックに詰めて、冷蔵庫で熟成
①肉をジップロックに入れて、出来るだけ空気を抜いた状態で密閉します。
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②冷蔵庫(我が家の場合は野菜室)で熟成
※万が一、ジップロックがしっかり閉まっていない可能性を考え、袋の入口を上向きにしておいた方がベターです。
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この状態で、1~2週間放置します。
2~3日置きに、肉を裏返しにしてあげると、塩分が均等に染み込みます。
ちなみに、この肉…燻製にしなくても充分美味しいです。
試しに、1週間熟成した後に、味見してみてください。
びっくりしますよ!
今回はここまで…
次回は「燻製編」をお届けします。
家庭で作ると添加物なしだから安心できます‼
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